2019年3月6日水曜日

PHS停波で、H”問屋が見つからなくて困っている人へ





PHSを愛用して20年以上、2020年7月の停波を残念に思っている私です。


とは言え、停波となると、愛用のPHSの電話帳を新しい携帯/スマートフォンに移行する必要があります。

PHSの電話帳移行と言えば、Willcomが配信していた「H"問屋」というソフトが便利ですが、Willcomが変わったYmobileが配信を停止してもはや数年になるようです。これは困った!

いくつかのホームページからダウンロード一歩手前のページのアーカイブまではたどり着けても肝心のダウンロードページにはたどり着けませんでした。

しかし、適当に探しまくっていたら、「H"問屋」をダウンロードできるアーカイブにたどり着きました。↓ここです。私同様にお困りの方、是非試してみて下さい。

https://web.archive.org/web/20070527173429/http://www.willcom-inc.com:80/ja/support/download/h_tonya/download/index.html

ついでに、実績のあるPHSからiPhoneへの電話帳への移行手順も書いておきます。

  1. 専用ケーブルを使って、PHSとWindowsPCを接続
  2. H"問屋を起動して、電話帳を選び、「ファイル」→「受信」を選択する電話帳が読み込まれる
  3. csvファイルにエクスポートする(注意:csvファイルをエクセルで開いて保存すると、電話番号の最初の’0’が消える) 
  4. FAT32フォーマットのUSBメモリへcsvファイルを書き込む
  5. Mac にUSBメモリを挿し、Macの連絡帳にcsvファイルを読み込む
  6. 読み込んだ結果をvCardへ書き出す
  7. vCardを目的の端末(iPhone)へメールする
  8. 端末(iPhone)でvCardのデータを連絡帳に追加する

2019年1月19日土曜日

やがて上司になるあなた(19) 大切な概念その1

「概念」という言葉は固いので、「言葉」にしようと思ったのですが、仕事をする、仕事を理解する上で大事なことなので、ここはやはり正確に「概念」を使います。

最初に紹介するのは、「責任分界点」です。

私がこの言葉を最初に聞いたのは、日立製作所のシステムエンジニアの方からです。複数社で取り組むあるネットワークシステムの実証研究プロジェクトの打合せときのことです。全体としてどんなシステムを作るのかという目標設定について合意できたかなという時点で、その方は「責任分界点は、どこに設定しますか?」という言い方をされました。
(続く)