2017年2月1日水曜日

アメリカとヨーロッパでUberを使う

 一時ネガティヴなニュアンスで話題になったUberですが、米国や欧州ではとても便利なサービスになっています。特に、カルフォルニアの駅では、タクシーを探すのが大変という状態にまでなりつつあります。

 恐る恐る使い始めたUberですが、今では普通のタクシーよりずっと安心で便利と感じています。良い点をざっとまとめると、多くの方も書いている通り、以下のようになります。
  1. 外国であっても呼びたい場所で呼ぶことができる。ホテルとかレストランでしか呼ぶことができない・難しいタクシーとはこの点がまず違います。
  2. 携帯端末を日本語表示で使えるので、言葉が分からなくてもドライバーに目的地を伝えることができる。
  3. 移動経路が事前に分かること、つまりぼったくりを恐れなくて良い。
  4. ネットのクレジット決済での支払いなので、価格交渉とかチップとかが不要です。目的地に着いたら、ありがとうと言って降りるだけです。
  5. 多くのUberの車両は清潔な高級車であることが多い。先日は、ジャガーに乗ってしまいました。運転も安全運転のドライバーの割合が高いと思います。少なくとも、客が乗車中に平然と携帯電話でおしゃべりをするようなドライバーは、米国のタクシーでは無視できない割合でいますが、Uberではほとんどいません。やはり顧客からの評価を吸い上げる仕組みがきちっと機能しているからでしょう。 
  6. タクシーと比べてかなり安い。感覚的には、7掛けくらいでしょうか。

 Uberを使ってみると、タクシーというサービスの多くの部分が情報サービスなのだということがよく分かります。ロンドンのタクシーのステイタスが高い、高かったのは当然と思います。しかし、この情報サービスの部分をコンピュータネットワークで代替できるようになった今、寂しくはあってもロンドンのタクシーの地位は低下せざるをえないだろうと思います。如何に規制をしても、使う側にとっての便利さ・安心感にこれだけの差があると如何ともしがたい・・・。

この言葉の問題をUberが解決していることは、ドライバーにとっても革新です。つまり、言葉に不自由な移民であっても簡単に個人レベルでタクシービジネスに参加できるのです。収入もUberがクレジットカードで確実に課金してくれるので、取りっぱぐれがない訳です。実際、米国でも欧州でも、それぞれの国で生まれ育った人ではないなと感じるドライバーが少なくありません。一定の教育を受け、適切な接客サービスができるのであれば、新しい国で生活を立てる最も確実な手段となり得るように思います。

このUberのビジネスモデル、課金・ルート教育などタクシービジネスの最も難しい部分をIT技術で解決したビジネスモデルは、公共交通機関の維持に悩む地方で非常に役立つのではないでしょうか?タクシー会社を運営するには商圏が小さくても、市井の人の小遣い稼ぎと移動手段に困っている人を結びつける「マイクロビジネス」としての可能性があるように思います。

もちろん、Uberが爆発的に支持を集め始めている背景には、iPad、iPhoneといったコンピュータが苦手な人でも簡単に使える携帯端末を世に出したApple社の偉大な貢献があることも知っておくべきだと思います。

最後に、Uber利用の意外な盲点を一つ。空港、より正確には立体的な道路がある場合に、利用が難しい場合があるということです。Uberのアプリが、ピックアップの場所が何階であるかを教えてくれない場合、空港での利用は難しくなります。

2017年1月24日火曜日

Thunderbirdのメール作成時の段落

を止めて、テキスト変えたい

テキストでメールを書く古い人間なので、この標準設定はどうも好きなれず、毎回テキストを選択して書いていたのですが、どうにも面倒で、ちょっと調べました。

まずは、私が使っている環境ですが、Mac OSX 10.11.6(El Capitan)上で、Thunderbird 50.1.0です。

この場合は、次のようにすると、解決します。
  1. 自分のメールアドレスの部分をクリックして、メニュー画面に入ります。
  2. 次に、「このアカウントの環境設定を表示する」をクリックします。
  3. 変更したいアカウントの「編集とアドレス入力」をクリックします。
  4. 「HTML形式でメッセージを編集する」にチェックが入っている(はず)ので、そのチェックを外す
以上で終了です。

念のためOSの情報を書きましたが、多分、OSには関係ないと思います。

2017年1月8日日曜日

Mac OSX 10.11 El Capitan 上でperl CGIを使う

自分用のノウハウ集として、ここ10年程、Mac上でFSwikiを愛用しています。

ただ、困ったことに、OSをアップデートすると、時々FSwikiが動かなくなります。その度に、関連する設定をする必要があるのですが、ネット上の情報は結構込み入っています例えば、このページを読むと、私のような素人は「お手上げ」の気持ちになってしまいます。

しかしご安心ください。結論から言うと、私程度の素人利用者が必要最低限しなければならないことは、
  • ある設定ファイルの中のある一行の#を消すこと
だけです。まあ、一文字の操作ですね(笑)。

アップデートのタイミングによっては、最後に追記した、もう一手間が必要となるようです。

以下、詳細です。

私はと言えば、前回Mountain LionからYosemiteへのアップデートした時の経験、たくさんのページを読み漁り、perlのバージョンの違いのためにもう復活できないのではないかという不安に押しつぶされそうになった挙句に、設定ファイルの三行の修正で終わった経験から、
  • 素人がローカルにWebサーバを立ち上げて利用している程度(かつてあった「Web共有」を使っているレベル)なら、そんな面倒なはずはない
という確信を持ちました。

この範囲であれば、FSwikiをMac上で利用するために知っておいた方がいいだろう最低限知識は、
  • OSXで使われるWebサーバは、apacheである
ことくらいです。まあ、FSwikiはperlで書かれているということは知っておいた方がいいとは思いますが、perlのバージョンが云々と言うことで迷うくらいなら知らない方がいいと思います。実際、FSwikiを普通に使う範囲で、perlのバージョンは問題になりませんでした。

Mac OSXでは、OSのアップデートに伴って、このapacheの設定ファイルが上書き更新されるのですが、その初期設定がCGIの利用には親切な設定になっていないことが、私のような素人にとってトラブルの種になっているだけです。

El Capitanの場合、
  • /etc/apache2/にあるapacheの設定ファイル、httpd.confの中の一行を変更
すれば、元どおりFSwikiが使えるようになります。その一行は157行目
  • #LoadModule cgi_module libexec/apache2/mod_cgi.so 
です。エディタで、この#を取り去って
  • LoadModule cgi_module libexec/apache2/mod_cgi.so
とすれば、それで終了です。手順としては、sudoを使って
  1. /etc/appache2/の下にbackupなどの名前でフォルダを作成し、httpd.confをコピーしてバックアップする
  2. chmodを使って、httpd.confの内容を変更できるようにファイル属性を変える
  3. エディタで、上記の修正をする
  4. apacheをリスタートする
で終わりです。

ターミナルでのコマンド入力だと、
  1. cd /etc/apache2/
  2. sudo mkdir backup
  3. cp httpd.conf backup
  4. sudo chmod 777 httpd.conf 
  5. vi httpd.conf ←エディタで編集です。viでなく慣れたエディタでOKです。
  6. sudo apachectl restart
が最低限でしょうか。私の場合は、5.は、httpd.confを自分のホームディレクトリにコピーして、そこでmiエディタで修正したものをコピーで上書きする形で戻しました。
こんな感じです:
  1. cp httpd.conf /Users/(自分のアカウント名)/
  2. miで、自分のホームにコピーされたhttpd.confを編集
  3. cp /Users/自分のアカウント名)/httpd.conf .
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 この修正の意味は、apacheにCGIを動かすモジュール(mod_cgi.soを読み込むよう指示をすることです。
 #LoadModule perl_module /usr/libexec/apache2/mod_perl.soが、httpd.confから消えていて、かつapacheのライブラリにmod_perl.soがないということは、El Capitanに用意されているapacheはperlのモジュールを読み込んだものと考えてよいと思います。

もっと詳しくて体系的なページは、ここでしょうか。

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アップデートのタイミングによってはもう一手間必要になります。
上の対処をしても動かない時は、ターミナルでアパッチの設定チェック(sudo apachectl congiftest)を実行して、

AH00526: Syntax error on line 20 of /private/etc/apache2/extra/httpd-mpm.conf: Invalid command 'LockFile', perhaps misspelled or defined by a module not included in the server configuration

というエラーが出たら、/etc/apache2/extra/httpd-mpm.confの20行目をコメントアウトする必要があります。

2016年8月2日火曜日

「神」について考える・・・

ここ数年、西欧の「神」という概念に関して、放送大学その他からいくつか印象的な話を聞いたので、紹介します。記憶に頼った話なので、不正確な部分はあるかもしれませんが、物の見方としての話題です。

一つは、「ベニスの商人」の敵役シャイロックの商売に関係する話です。シャイロックは、金貸しであった訳ですが、かつて西欧社会では利子を取ることは神の領分を犯す行為であるために、許されない行為(=悪)であったそうです。その発想は、利子を取ることは、神の領分である時間を商売にすることだから許されないということだったそうです。

もう一つ、知識を得ることは神に仕えることであるから、その知識を金に変える行為、私塾ですね、もまた同様に悪であったそうです。

是非はさておき、なんとなくそれなりに筋の通った理屈であるように思いますが、そうであるならば、今なぜ西欧で金融業や教育が盛んなのかということになります。

 まず、利子ですが、これは商人が盛んに教会に寄付をすることで、自分たちの行為が信仰に役に立つという実績を積み上げることで、教会の解釈を変えていったそうです。

教育の方は、一人での教育はNGだけど、公的な形で多くの人に知恵を授けることは神の教えに叶うという解釈であったそうです。このあたりが、英国などの私立の「パブリックスクール」の出自であるみたいです。





2015年2月4日水曜日

家庭での除雪の工夫

 2014年に続いて、今年も南岸低気圧が頻繁に発生しています。今年も、本州の南岸でも大雪が降るかもしれません。一度大雪が降ると、多くの家庭が、自宅の前から車道までの数十メールの雪かきを強いられます。
 ニュースを見ると、プラスチック製の雪かき道具が売れているようですが、もっと簡単で効率的な方法があります。安いブルーシートを使う方法です。
 実は、ブルーシートは雪の上をすごくよく滑ります。雪をブルーシートの上にのせて、かつ角を持って引っ張ると、シートの上の雪はそのままにシートを抜き出せる程です。
 この性質をうまく使うのです。
 手順は次の通りです。

 1)雪を捨てる場所を決める。
 2)除雪する範囲を決める。
 3)除雪範囲の内、雪を捨てる場所からもっとも遠いところにブルーシートを広げる。
 4)スコップで、雪をブルーシートに乗せる。
 5)ブルーシートの四隅を持って、雪を捨てる場所まで、引っ張って行く。
 6)雪を捨てる。

 これを繰り返せば、驚く程楽に除雪ができます。
 費用も安いブルーシートは100円で済みます。

 以上、ご参考まで。

2015年1月29日木曜日

LINE:PCだけで、登録と利用をしたい

以下の内容は、古くなったようです。
今では、PC版のLINEをインストールして、Facebookのアカウントを適切に利用すればいいようです。
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諸般の事情で、LINEを使えるようにする必要があって、調べたことです。

LINEは便利なコミュニケーションツールのようで、まるで標準的なコミニュケーション手段になっている感があります。

しかし、私は、電話帳情報をセンターへと吸い上げる仕組みが気に入らず、使う気にはまったくなりません。特に、「元々電話帳に登録していた人なら、友だちになってもいいと思うんです。」というLINEの経営幹部の発想は勘弁してほしいと思う方です。

ソフトの設定をちゃんとすれば、電話帳情報はセンターにアップロードされないという反論もあるでしょう。私は、それを否定するつもりはありませんが、上のような発想で作られているソフトですから、バージョンアップの際にバグのせいで知らない間に電話帳情報はセンターにアップロードという事態が起きないとは限らないと、心配をしてしまいます。一度サーバーの上げられると、自分の手と目で削除を確認することはできないですから、結構、私は嫌です。

そうは言っても、この世の中の流れ、LINEを何らかの形で使える環境を整えるはめになりました。

目指したのは、PCのみでLINEが動く環境を作り、物理的に、携帯端末の電話帳情報がLINEのサーバーに送られないようにすることです。

では、その具体的な方法です。

まず、PC版のLINEは公開されており、PCにソフトをインストールすることは簡単で、これは問題になりません。

問題は、LINEへのユーザー登録が、一見、携帯端末からしかできないように見えることです。 世の中広いもので、PCからユーザ登録をする方法を見つけている人がいます。例えば、このページこのページに、一通りの方法が書いてあります。いずれの方もネットのエキスパートのようで、どうしてそんなことができるのかについては、書いてくれていません。その辺を、私なりに補ってみたいと思います。

まず、LINEのサーバーは、何を元に、PCと携帯端末を区別しているのでしょうか?可能性は4つ。
  • 第1は、PC版LINEと携帯端末版LINEがそもそも違っていて、PC版には登録機能がない。
  • 第2は、使っている回線で、
  • 第3は、端末のハードの情報で、
  • 第4は、OSの情報で
 区別する。
第2、3の場合には、何らかの形で情報の偽装が必要なので、いわゆるハッカーレベルの人でないと対応できないでしょうが、第1と第4の場合には、我々でも対応可能です。

幸いなことに、第2、3の二つである可能性は、まずありえません。

まず、LINEが使っている通信の仕組みはインターネット技術なので、第2の場合のように通信回線の区別などという手間ひまの掛かることをしている可能性はありません。

第3の場合については、皆さんご存知のように、端末のハードは新しい機種がどんどん出て来ているので、新機種がでるたびにLINEのサーバーの情報を書き換えるのは面倒です。なので、経済的な理由でこの可能性は低いです。

となれば、いきおい端末のOSで、PCと携帯端末の区別をするか、PC版と携帯版でソフトが違うかということになります。ちなみに、あなたの端末のOSの情報は、実は、LINEに限らず、あなたが端末を使ってインターネットにアクセスするたびに、インターネットの通信規格の環境変数HTTP_UA_OSに書き込まれて、様々なサーバーに送られています。

第1の場合、第4の場合の解決法は、一つ。PC上で携帯版LINEを動かすことです。これさえできれば、PCだけで、LINEのユーザ登録も利用もできることになります。

ここまで分かると、PC上に、携帯端末のOSが動く環境を整え、そのOS上で動作するスマートフォンのシュミレーターをインストールし、さらにそのスマートフォンシミュレータに携帯用LINEをインストールすれば、LINEのサーバーに携帯端末用のOS情報を付加した登録情報を、PCから送ることができることが分かります。実際、上で紹介したページには書かれているのは、この方法です。

以下、ステップにしたがって、もう少し詳しく書くと
  • ステップ1)まず、http://line.jp.uptodown.com/android/downloadからline-4-9-1-multi-android.apk(アンドロイド用のLINEです)をダウンロードしておく
  • ステップ2) 携帯端末OSの一つandroidをPC上で動かせるよう、Virtualboxをインストールする
  • ステップ3) VirtualBoxの仮想化技術を利用したAndroidデバイスエミュレータGenymotionをインストールする。
  • ステップ4)Genymotion で提供される端末シュミレータから適当なものを選んで起動する
  • ステップ5)ダウンロードしておいたline-4-9-1-multi-android.apkを、スマートフォンのシュミレーターにドラッグ&ドロップして、LINEをインストールする
  • ステップ6)Facebookのアカウントを使って、ユーザ登録する(注:FaceBookの「お友達」情報はLINEに吸い上げられると思うべきですが・・・)

となります。ステップ2、3)の詳しい解説がここにあります。 ステップ5)は、上で紹介したページとは異なりますが、LINEをインストールしようとすると、This device is not compatible with this version.というエラーが解消できないという問題を回避するための方法です。

これで、PCの世界のみで、LINEを使えるようになります。
BlueStacksを使う方法もあるようですが、私は上の方法を取りました。

以上、私と同じように、電話帳情報に絡んで、LINEの扱いに困ってる方のご参考になれば。

その後)
上記の方法は、OSX 10.9で成功したのですが、OSX10.10(Yosemite)にアップデートすると、ステップ5が通らなくなりました・・・・。


やがて上司になるあなたへ(18):赤字は罪悪

「赤字は罪悪」

 これは、故松下幸之助氏の言葉です。

 20代の終わりにこの言葉だけを聞いて、最初に感じたのは「何でも金か」というような拝金主義への反発でした。

 しかし、この言葉には続きがあるのです。それを知って、いい言葉だなと思うようになりました。続きの言葉の主旨は次のようなものです。

 物を売るとは、他の人や企業が作ったものを買って来て、そこに自分の工夫を加えて、世の中に提供し、そのお返しとして代金を頂くことだ。
 あなたが使う他の人や企業がつくった物の値段は、世の中がそれだけの価値があると認めている数字だ。
  あなたが赤字を出すということは、世間様から価値のある物(部品)を集めて来て、部品のバラ売り以下のものに仕上げているということだ。そんな人様の仕事の価値を減じるようなことは罪悪以外のなにものでもない。

 人件費の扱いをどう考えるかなど、突っ込みどころはあるでしょうが、「赤字は罪悪」という言葉は、自分の仕事が世の中の多くの人に支えられていることを気づかせてくれる言葉だと思います。